翻訳者には、在宅翻訳者と企業内翻訳者があります。

在宅翻訳者は、会社には所属しないで個人で翻訳を行います。通常は、翻訳会社に登録し、仕事を受注することになります。
企業内翻訳者は、正社員、派遣社員、契約社員などとして企業に勤務して社内文書の翻訳を行います。

在宅翻訳者として生計を立てるには、高いレベルの能力が要求されます。また、常に生計が立てられるくらいに翻訳の仕事を受注できる翻訳者はほんの少数です。

これに対し、企業内翻訳者の方は求められる能力の幅があるために、翻訳未経験者でも仕事を得られる可能性が高くなります。翻訳以外の仕事もしなければならないこともありますが、翻訳の経験を積むには最適です。在宅勤務にはあまりない顧客との直接のやりとりができることで、翻訳では何が求められているかを習得できます。将来在宅翻訳者を目指す人は、企業内翻訳者から始めることを考えてみてもよいかもしれません。

特に和英翻訳をしていると書いてある日本語の意味がわからないということがよくあります。そんな時には社内翻訳だと書いた人に直接聞いたり、直接ではなくてもわかる人に聞いたりすることがしやすいのも利点です。

私もある企業で翻訳の仕事をしていたことがあります。在宅でしている時との違いはとにかく早くということでした。もっと見直したいなあと思いながら時間切れになり提出したことも(本当はこんなことでは翻訳者は失格なのですが・・)。